SAV-0007 「サングラス型寄生生物」

危険レベル : アンコ ベジマイト

収容手順

SAV-0007は四方に密封された特殊な合成樹脂性のケースに保存されてます。SAV-0007の半径100m以内に職員含めたSAV-0007より大きい生き物を側に置かないようにしてください。

説明

SAV-0007は、サングラスに酷似した寄生生物群です。通常時はサングラスに擬態していますが、SAV-0007より大きい生物が近づくと、サングラスのフレームから細長い触手が生え、その生き物に飛び掛かり寄生します。
寄生後、寄生した生物の生態や行動を模倣し、中でも人間を積極的に狙っており、人間に寄生後、人間社会に紛れ込み姿をくらまします。
一度寄生された生物は引き剥がす事ができず、寄生先が死亡すると次の寄生先を求め、離れていきます。

寄生されたかの有無はサングラスを自由に取り外せるかどうかと、言語を完全に模倣することは不可能な為文字を書かせる、喋らせることで寄生されてるかどうかわかります。

またSAV-0007が寄生した生物と接触した人間は夢を通して接触してくる事もわかってます。その際には寄生した生き物の姿で現れます。

以下はSAV-0007とのインタビューでわかった事です。
・複数の個体が存在するが、それらの意識は全て一つの個体に統一されている事。
・個体を細胞分裂のように分裂して増える事ができ、現在でも世界中に分散している事。
ただしごく稀に分裂しない個体も存在する。
・寄生した生物の意識とは同居しており、なんらかの理由で寄生元を離れてもしばらくすると意識が元に戻る事。
・寿命があり、本体が傷つけば死亡する事がわかってます。
・何故サングラスの姿であるか理由は不明。
・ただ、上記の質問に対しての回答に『地球外からやってきた』と言う発言から地球外の存在である事が判明している。
人類とは友好的にしたいとの事。
・寄生することはSAV-0007にとっては生態の一部であり、これをしないと衰弱死してしまうとの事。しかしSAV-0007による自己申告の為真偽は不明である。

収容自体はドローンやロボットを用いれば簡単ではあるものの、現状SAV-0007が何体存在しているのか不明であることに加え人間社会に溶け込める高度な知性を有している為危険と判断し危険度がアンコからベシマイトになりました。

アーカイブ

202/08/  

別の異常現象の調査から、選ばれしもの-  が突然サングラスを付けて帰還した
サングラスを外すことは強く拒否したが、特に問題はないと思われたため何も行わなかった


202/08/  

選ばれしもの-  が所属するセクターSで急激な「サングラスブーム」が起きる


202/09/  

寄生を行っている最中のSAV-0007を発見
セクターSでサングラス着用者の検査を行った、そのうちの  人がSAV-0007に寄生されたとして    


202/10/  

日本内で一般の市民からサングラスを付けた人を  人サンプリングし調査を行った
                 
危険度をベジマイトに変更


この記事は@Tyaruによって書かれ、アーカイブが@potatokunによって追加されました。